ヘモグロビンと生理の関係!ヘモグロビンが減少し貧血になる?

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ヘモグロビンと生理の関係!ヘモグロビンが減少し貧血になる?

ヘモグロビン

ヘモグロビンは赤血球の中にあるタンパクで、体中に酸素を運ぶという大切な役割を担っています。

 

しかし、ヘモグロビンの主成分である鉄分が不足するとヘモグロビンが作られなくなってしまい、貧血などの状態になってしまいます。

 

このヘモグロビンと生理の関連性を調べてみましょう。

 

生理とヘモグロビンの関係は?

生理の時には出血を伴います。
大量に出血をすることもあり、その分だけヘモグロビンの量も減ってしまいます。

 

通常、生理による女性の1ヵ月あたりの出血量の平均は45mlとされています。
当然血液を失うと鉄分も同時に失うこととなります。

 

1回の生理で失う鉄分の量は約20mg。
一般的に女性が一日に補給すべき鉄分の量が10mgなので、丸々2日分は生理によって流されてしまうということになります。

 

しかもこれはきっちりと体に必要な鉄分を毎日補給できている場合です。

 

最近の日本人は慢性的な鉄分不足といわれているので、3〜4日分の必要な鉄分量が流れ出していっているというわけなのです。

 

そう考えると、生理が終わっても鉄分不足のまま日々過ごすことになるので、常に鉄分不足という状態が続くわけです。

 

生理不順や不妊の原因になる?

鉄分不足でも、特に支障がなければいいのですが、女性は重大なことに関わっています。

 

生理不順や不妊の原因の一つとして、鉄分不足が関係しているともいわれています。

 

先ほども鉄分が流れ出していると説明しましたが、日ごろの鉄分不足に加えて、生理中は鉄分不足に拍車がかかります。

 

となるとカラダに必要な鉄分までもっていかれては困るとカラダは考え「とても生理どころの騒ぎじゃない」と生理を遅らせてしまうのです。

 

なので鉄分不足は生理不順を引き起こします。

 

また、生理とはもともと古くなった子宮内膜の厚い壁のこと。

 

この厚い壁は受精卵がちゃんと子宮内にとどまっておける、いわばクッションの役割を果たします。
このクッションが貧血状態だとスカスカになってしまうため、受精卵が着床しづらくなり、不妊へとつながってしまいます。

 

そうでなくとも、

 

生理不順である=排卵期が定まっていない

 

ということなので、余計に妊娠しづらいですよね。
そのため、鉄分が不足してしまうと妊娠もしづらくなってしまうのです。

 

現在急増中!生理不順や不妊になる若い女性が多い理由

現代の女性は生理不順不妊になる人が多いといわれています。
女性のカラダはとても繊細なもの。

 

ちょっとした環境や生活習慣の変化ですぐにカラダのサイクルに異常をきたしてしまうものなのです。

 

特に、今の若い女性は生理不順や不妊に悩んでいる人が急増しています。

 

では、なぜ若い女性に限ってこのような症状に悩んでいるのでしょうか?

 

その原因として日常生活で考えられるのは以下の5つの要因です。

 

1,不規則な生活

睡眠不足や夜更かし、または遅い時間に起きている人、睡眠時間が定まっていないなんて人は要注意。

2,ストレスが溜まっている

現代社会にストレスはつきもの。
特に、今の社会は女性も働きにでているので

 

ですがストレスを溜めて休息時間を取っていない、休みがない、休みの日もリフレッシュできていない、なんてことはありませんか?

3,食生活が不規則

食事は栄養バランスもさることながら、規則正しい時間に摂ることも大切。
遅い時間の夜食、朝食抜き、なんていうのも体にはあまりよくありません。
また、早食い、ドカ食い、ご飯抜きなども避けたいところです。
忙しくて食事のバランスなんかきにしていられない!という人は栄養バランスの補助的役割として、サプリメントの活用をするのも一つの手です。

4,血液の流れが悪い

  • 冷たい物の飲みすぎ
  • お風呂はいつもシャワーで済ませている
  • カラダを温めるような服装を心がけていない

 

なんて人は血液の流れが悪くなってしまい、カラダが冷えてしまっているのかもしれません。
冷えは生理痛を引き起こす大きな要因の一つでもあります。

 

5,運動不足や同じ姿勢で過ごすことが多い

  • 運動をあまりしない人
  • 筋力の少ない人
  • 同じ姿勢で過ごすことが多い人

 

これらが当てはまる人は骨盤がゆがんでしまい、そこから冷えが生じる場合があります。
特にデスクワークの人は要注意ですね。

 

寝る前に軽く筋肉をほぐす、骨盤を鍛えるエクササイズを行うなどして、まずはできるところから少しずつ始めてみてはどうでしょう。

 

 

もちろん、生理不順や不妊は他の大きな病気が潜んでいる場合もありますので、一概に生活習慣を治せば改善されるというものではないかもしれません。
ですが生活習慣を見直すことで改善される場合だって大いにあるわけですから、生理不順や不妊でお悩みなら一度生活習慣を見直してみるのもいいかもしれません。

 

 

鉄分不足の女性はどれ位摂ればいい?

鉄分不足を感じているのであれば、きちんと鉄分量を計算した食生活を送りたいものです。では、一日にどれくらいの鉄分量を摂取すればいいのでしょうか。
成人女性であれば、一日に必要な鉄分の摂取量は12r。これを毎日しっかりとっておけば鉄分不足は解消されます。では、食事に換算するとどんなものがおすすめなのでしょうか。実は鉄分には吸収効率のいい動物から摂れるヘム鉄と、ヘム鉄の1/10しか吸収されない植物性の非ヘム鉄があるのです。
まずは吸収効率のよいヘム鉄を多く含む食材を上げてみました。

 

(100g中の鉄分含有量)

  • 豚レバー…13r
  • 鶏レバー…9r
  • 牛レバー…4r
  • 鶏の卵黄…6r
  • あさりの佃煮…18.8r
  • 煮干し…18r
  • 干しエビ…15.1r

 

続いて非ヘム鉄。
吸収効率が悪いから10倍食べなければいけないの?と思うかもしれませんが、実はそんなことはありません。
ポイントはビタミンCと一緒に摂ること。

 

ビタミンCは鉄分の吸収効率を上げる働きをしてくれます。
なので食後に果物を食べる、ビタミンCが多く含まれている野菜と一緒に摂るようにしましょう。

 

  • パセリ…7.5r
  • トウガラシ…6.8r
  • 枝豆…2.5r
  • プルーン…1r
  • 干しブドウ…2.3r
  • アボカド…0.7r